Are you given a Christmas present? It is!
こんばんは。りんごです。
いつも殆どの雑誌を全てチェックするのですが
Xmas !!
キラキラしたネックレスとリングと鞄。
即死。笑
いや,いいんです。キラキラしてて可愛いし綺麗だし。クリスマスって素敵〜!!(棒読み)
りんごはひとりクリスマス。いーもん。ブラックの板チョコ食べてやる。
まあその話はまだ先の話ですが。
今日のお昼,Twitterの通知が14件あって何事かと思って開くと…
「出た〜〜構ってほしくて多重人格名乗ってる奴〜〜ウケる〜〜虚偽精神障害者万歳〜〜」
アンチbotがわたしのツイートを引用RTしてました。それに乗っ取って3人ぐらいかな?がワーッて盛り上がってた。その中には一緒な病棟にいたらしい高校生のアカウントも。
まあサーっと一通り見たけど
可哀想だな
ただそれだけ。ごめんだけどなんにも思わんわ。
可哀想な人達だなあと思いながら通報してブロックしました。そりゃ,自分を見てほしいから構ってほしいからって障害者を偽った人(アンチしてる人はメンヘラって言うのかな)はいるのかもしれない。
でも私は8ヵ月精神障害専門の病院に入院させられ沢山の方と喋って色んな人の生死を見てきて実際にそういうのを目にして実感して,そして支えてくれたナースやヘルパーの方々がいるから馬鹿にされるのは一障害者として腹が立つ。だから一瞬だけキレた。
でも解らない人には本当に解らない,そういう病気だと思うからそう言う(アンチする)のも分からなくもない。昔からしたら精神障害者(鬱etc...)は増えてるし少しは理解されてきたと思う。
でも,
精神障害って医療の中で一番陽が当たってない所であって,医療サービスの中で一番目を背けられてきた分野。
病気,怪我とかホスピス(終末期医療)とか介護とか…沢山あって介護福祉系には国の予算が充分に回ってなくてとか色々事情があるんだろうけど,そんなこと知ったこっちゃない。そんなものと比べ物にならない。比べてはいけない。
精神障害の病棟にはもっと専門的な知識を持った先生や看護師,ヘルパーさん達が必要なんです。先生や看護師になって就職先を決める時,きっと精神科の病院や病棟は嫌なんだと思うし行きたくないんだと思う。だけど普通の病院じゃ絶対体験できないことが体験出来る。毎日検温をしてその日の調子を聞いて採血や点滴,注射をする。そうやって普通の病院と同じことをしてそれから,ひとりひとりに合った話し方や接し方をして,怒った時には宥めてイライラしてる時には背中をさすって泣いている時には手を握ってあげる。それだけ。精神病院なんて考えられない!あんなえげつないとこ嫌だ!って簡単に言うけど,じゃあ貴方は精神病院の何を知っているの?勝手に世の中の思考に飲み込まれて固定観念があるんじゃないの?って私たちは思う。
健常者の人が考える精神病棟って患者が暴れたり怒ったりキャーキャー言って走り回ったり部屋に閉じこもってたり独り言をブツブツ言っていたり…もう手に負えない!そんなイメージなんじゃないかな。でも実際はそうじゃない。決まった時間にみんなでご飯を食べて,ひとりひとりに合う薬を飲んで,リハビリに取り組んでお昼からはのんびり患者同士で話し合ったり悩みを共有したり,しんどい時はナースに頓服薬をもらって横になって…そしてナースや先生やヘルパーに悩んでることとか自慢したいこととか今日何があったとか沢山お喋りして。そうやって生きてる。私たちは私たちなりにちゃんと生活してるんだよ。
私たちひとりひとりが違う障害で障害の程度も違って仕事が出来るひともいるのにも関わらず,社会からは一括りに「障害者」というレッテルを貼られ職種も限られて精神障害だからといって正否が判断出来ないと勝手に判断され仕事も即拒否される。私たちの「障害」というものは自分に一生纒わり付いて離れることはない。だって一生完治することはないんだから。だから社会との制限と闘って,でも負けて。そして本当に自分のしたいことが出来ずに一生を終える。そんな悲しいことあるか。
実際私の周りで4人自ら自分の命を絶った。みんな私と仲良くしてくれた人たち。
そしてその中のひとり女の子は同じ歳で同じ障害を持っているすみれちゃん。声優になりたいからだから上京したいんだって言ってた。だったら一緒に上京しようね!って笑い合ってた。そんな一番の友達が自ら命を絶った。夜,喋って笑って遊んでた子が次の日冷たくなっていてもうこの世にいない。泣きたかったけど泣けなかった。
私はそんな状況下に置かれていました。
だから障害者として今精神障害の病院に入院して一生懸命生きている方々に謝ってほしい。悩んで苦しんで死を選んで命を絶った人に謝ってほしい。本当はこういう形でこんな話はしたくない。でも伝えなきゃ意味がない。今伝えなくていつ伝えるんだよ。
すみれちゃんの死を無駄にはしたくない。
そして今こうやってアンチしているけど,もし自分の子供が精神障害だったり知的障害を持ってしまったら
「出た〜〜構ってほしくて多重人格名乗ってる奴〜〜ウケる〜〜虚偽精神障害者万歳〜〜www」
って自分の子供に言えんのか。自分の子供に堂々とその言葉を吐き捨てんのかって言ってんだよ。自分の言ってる事に責任を持てよ。言えるなら言ってみろ。子供がどう思うか考えてみろ。
私は満員電車は乗れないし左耳が聴こえない右耳も通常の1/3。精神障害を持っている故彼氏を怖くて作れない。でも私がこの世に存在する限り,千依林檎と言う前に精神障害者であり身体障害者でもありそして,障害者と言う前に一人の人間であるということ。
それは障害者と健常者が唯一変わらない共通点であり,それだけが障害者にとっての唯一の救い。ひとりの「人間」として生きることそれが生きている証であり生きる原動力であり生きている意味。
障害者は「障害者」と言われる前に一人の人間です。私たち障害者は障害者になりたくて「障害者」になったんじゃない。誰一人自ら望んで障害を背負った人はいない。
ということ。伝えたいのはそれだけ。
私に暴言を吐いたりアンチするのは構わないけど,その言葉が精神障害者にとってどれだけの影響力があるのか,それを考えてほしい。考えたうえで発信するならそれでいい。でもその言葉を自分の親しい人に言えるのか,SNSで言えるんだったら現実でも言えるんだろうからね。言ってみなよ。
この記事を見てフォロワーさんがどう思うか大体想像はつくし,撮影キャンセルになるかもしれない。でもそれでもいい。私は私。他の誰でもないし他の誰にでもなれないから。でも私は折れないよ。約束したから。
すみれちゃんを連れて上京する。
そして表現者として生きる。
長々と書きましたが…
みんなはどう思うんだろうね。私はどう思われようと構わない。
でも,すこしでも解ってくれたならそれは嬉しいことだしものすごく有難いことです。そして今まで出逢った人たちへ恩返しができる。
この記事が貴方の心になんとなく残ったらRTして頂けたらと思います。
千依林檎。
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